
ご案内
脳神経内科は脳神経や脊髄・末梢神経・筋肉の疾患を専門とする診療科です。
日本は超高齢社会に突入しており、4人に1人は65歳以上の高齢者とされています。脳神経内科の診療領域に変性疾患があります。これは長年の生活の中で異常なタンパク質などが神経に沈着して発症すると考えられています。そのため高齢化に伴い認知症患者やパーキンソン病を始めとする神経変性疾患が増加し、それらは介護の上でも社会問題になっています。また、近年薬剤の進歩により免疫を介した様々な疾患が治療可能となってきております。これら神経疾患に対し的確な診断を行い、よりよい治療の提供ができるよう心がけております。
来院される患者さんの訴えで多いのは、頭痛、めまい、しびれ、もの忘れなど多岐に渡っており、患者様の訴えにまごころをもって診療するよう務めてまいります。

スタッフ紹介

神経内科は専門医2名で診療しております。

准教授
矢野 怜
総合内科専門医・指導医
神経内科専門医・指導医

講師
三木 綾子
内科学会認定医
神経内科専門医・指導医
専攻医
工藤 万由

主な対象疾患
脳血管障害、感染症・炎症性疾患(髄膜炎、脳炎、脊髄炎など)、脱髄性疾患(多発性硬化症、視神経脊髄炎など)、末梢神経疾患、筋疾患、変性疾患(パーキンソン病、レビー小体型認知症など)、発作性・機能性疾患(てんかんなど)

臨床活動
診療内容(2025年度)
脳波:150件、神経伝導検査:110件、針筋電図:30件、誘発筋電図:6件
当院は日本神経学会教育施設、日本認知症学会教育施設となっております。
入院(2025年度)
脳血管障害:2名、認知症・変性疾患:40名、感染症・炎症性疾患:20名、脱髄性疾患:15名、末梢神経疾患:10名、筋疾患:16名、発作性・機能性疾患:24名
外来
対象疾患に対する専門的な検査治療を行っています。
当院では原則は地域の医療機関からの紹介患者を中心に診察しております。認知症疾患につきましてはメンタルケアセンターと共同でメモリー外来を新設し抗Aβ薬の導入をおこなっております。脳血管障害は主に脳神経外科が対応しており、当科では脳神経外科に協力する形で診療しております。
一般的に、診断と治療方針が決定した患者につきましては、地域の医療機関に逆紹介しておりますが、神経難病などにより専門的な治療が必要な患者については、当院で定期的に経過観察させていただいております。


研究紹介
脳神経内科では、メモリー外来を中心に抗Aβ薬の導入を行いその特徴など臨床研究をおこなっております。functional MRI、拡散テンソル画像などの最新の神経画像技術を用いて失語症の病態解明に関する研究、多発性硬化症の脳MRI画像に関する研究などを行っております。また、経験した症例について症例報告を積極的に行っております。
主な業績
Kakinuma Y, et al (2020). BMC Cardiovasc Disord, 21, 1-7.

